本日は、このようなツイートをさせて頂きました。
dカードケータイ補償があればケータイ補償サービス解約していいってよく聞くんですけど、個人的にこれ危ない考え方かなって思ってます。
— RYO@HELSING×ITブログ (@HELSING0308) June 7, 2021
詳しい内容は、ブログにてご紹介しております。 https://t.co/G9HEy4L9a0
ドコモのdカードゴールドをもっていれば、月額利用料金の10%ポイント還元を受ける事ができ、付帯サービスとしてdカードケータイ補償というものがついています。(dカードケータイ補償はレギュラーカードにもついていますが補償金額が異なります。)
実はこのdカードケータイ補償ですがデメリットもあることから、ケータイ補償サービスを外さない方がいいと言う考え方もあります。
と言うことで今回は、dカードケータイ補償とケータイ補償サービスについて比較を行なっていくこととしました。
- ◎dカードケータイ補償とは?
- ◎ケータイ補償サービスとは?
- ◎【比較】dカードケータイ補償とケータイ補償サービスの違い
- ◎dカードケータイ補償(GOLD)があれば、ケータイ補償サービスは外すべき?
- ◎dカードケータイ補償はあくまでも機種変更のようなもの
- ◎dカードケータイ補償(GOLD)の審査内容は?
- ◎dカードケータイ補償(GOLD)の補償額は10万円まで?
- ◎まとめ
◎dカードケータイ補償とは?
(画像=d-card)
dカードケータイ補償は、dカードの付帯サービスです。利用中の携帯端末が紛失・盗難または修理不能となった場合に、新たに同一機種・同一カラーの携帯端末をdカードで購入すればその一部を補償してくれるというものです。(審査あり)
dカードにはregularカードとGOLDカードの2種類が存在しますが、補償内容に違いがあります。
- レギュラーカード:購入して1年以内の端末に限り、1万円まで補償可能
- GOLDカード:購入して3年以内の端末に限り、10万円まで補償可能
なお、GOLDの補償を使った場合よっぽどわざと端末を捨てた等では無い限り10万円までであれば満額補償される事が多いようです。ただし、確約できる物ではありません。
◎ケータイ補償サービスとは?
ケータイ補償サービスは、ドコモで契約しているスマートフォンやタブレットが故障・水濡れ・全損してしまった時に預かり修理やリフレッシュ品と交換等、有料にはなるものの安く便利に対応してくれるサービスのことです。
なお、ケータイ補償サービスの月額料金は機種によって異なります。
◎【比較】dカードケータイ補償とケータイ補償サービスの違い
dカードケータイ補償とケータイ補償サービスでは、補償内容が大きく違います。
4つの項目に分けて違いを解説していきたいと思います。
★修理をしたい
「dカードケータイ補償」<「ケータイ補償サービス」
dカードケータイ補償は修理に対応していないので、ドコモで端末を修理したい場合には基本的にケータイ補償サービスを使うこととなります。ただし、修理に関してはiPhone等修理対象外の製品を除きます。
★紛失・盗難または修理不能。
「dカードケータイ補償」<「ケータイ補償サービス」
端末が紛失・盗難または修理不能になった場合は、ケータイ補償サービスを使うことでリフレッシュ品と交換することが可能です。
ケータイ補償サービスでは、紛失・盗難または修理不能になった際にはケータイ補償サービスを使ってリフレッシュ品と入れ替える事が出来ます。
※リフレッシュ品:お客様より回収した電話機を新品同様に初期化したものです。たまーに生活傷などがあったりした事例はありますが、ほぼ新品です。
ケータイ補償サービスの料金等については以下のリンクで詳しく記載があります。
ケータイ補償月額料金を検索する | ケータイ補償サービス | サービス・機能 | NTTドコモ
★紛失・盗難または修理不能。(年内で2回ケータイ補償サービス使用済)
「dカードケータイ補償」>「ケータイ補償サービス」
端末が紛失・盗難または修理不能になり、かつ年内でケータイ補償サービスを2回すでに使ってしまった場合には、dカードケータイ補償を使えば10万円までの端末を新しく交換することが可能です。(審査あり)
★リフレッシュ品でなく、新品と交換したい
「dカードケータイ補償」>「ケータイ補償サービス」
ケータイ補償サービスで交換できる端末はあくまでもリフレッシュ品です。
新しく端末を購入することに比べると格段に安くお得なサービスですが、あくまでもリフレッシュ品になるので、これが嫌だなと感じる方はdカードケータイ補償を使うことで本当の新品と交換できます。
◎dカードケータイ補償(GOLD)があれば、ケータイ補償サービスは外すべき?
店舗でdカードケータイ補償があれば、携帯補償がいらないと謳ってdカードゴールドをお勧めされる場合があります。が、この考え方は少し危険な面があるのです。
私個人の意見としてですが、よっぽどのことがない限りケータイ補償サービスは残しておくべきかと思います。
大きな注意すべき点として、dカードケータイ補償はあくまでも端末を前払いで一括購入し(補償を使うdカードで)その後審査が行われて初めて金額が返ってくる仕組みになっています。※全額返ってくるとも限りません。
さらにdカードケータイ補償は修理に対応していません。
この時、ケータイ補償サービスを使えば、携帯を修理するという選択肢があるので、端末代金を先に支払い後々審査に落ちて端末代金が全額返ってこなかったというリスクも負わずに済みます。
dカードレギュラーだと1万まで、GOLDだと10万円まで補償してくれるdカードケータイ補償は魅力的ですが、あてにしすぎるのは良くなさそうです。
◎dカードケータイ補償はあくまでも機種変更のようなもの
前の項目で少し触れてしまいましたが、dカードケータイ補償は、あくまでも端末をdカードで一括購入し、審査の後お金が返ってくると言った仕組みになっています。
ですので、簡単に言うとdカードを使って指定機種に機種変更すると考えた方シンプルかもしれません。因みに、dカードケータイ補償サービスの手続きに関して、お店の人は機種変更の手続きをするだけみたいなので、審査状況等後のことはカード会社に聞くしかなさそうです。
◎dカードケータイ補償(GOLD)の審査内容は?
では、dカードケータイ補償の審査内容がどんなものか気になりますよね。
dカードケータイ補償の審査内容は、あくまでも故意に壊したものでないのかという基準になるようで、公式サイトには、「偶然の事故によるもの」という記載があります。
しかしながら、実際に審査する場所でどのような基準が設けられているのかは明確にわかるわけではないので、この辺りはどう解釈するのか難しいところです…。
因みに、私がドコモショップの店員をしていたころにはdカードケータイ補償を使って審査に落ちたという情報を聞くことはありませんでしたが、インターネットで検索していると審査落ちして購入金額が補償されなかった事例はあるみたいです。
◎dカードケータイ補償(GOLD)の補償額は10万円まで?
(画像=d-card)
dカードケータイ補償の補償額は、
となっています。
dカードケータイ補償(GOLD)は、10万円までの補償額になるので、一昔前までは大抵の端末が購入できました。しかしながら、多くの端末の価格は昔より明らかに上がっているものが多くdカードケータイ補償(GOLD)では金額をカバーしきれないことも。
もちろん差額を払えばいいのですが、端末が限定されて審査等リスクを伴うdカードケータイ補償を使うのなら、正直なところ普通に機種変更するかなーとか思っています。※個人の感想です。
◎まとめ
いかがでしょうか?
今回はdカードケータイ補償とケータイ補償サービスを比べさせて戴きました。
ケータイ補償サービスは、
- 対象端末を購入してから14日以内(購入日を含む)でないと加入できない
- 一度解約すると次の端末を買うまで補償をつけられない
等の注意事項があるので、dカードゴールドを契約したからと言って、簡単に解約すると決めないことをお勧めします。
今回はdカードケータイ補償をディスるような内容になってしまいましたが、dカードGOLDは、10%ポイント還元や年間ご利用額特典等の大きなメリットが他にもあり、クレジットカードのなかでも優秀なのは確かです。(噂だと審査も緩いらしい、。)
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!