(画像=OPPO)
今回は、2021年6月下旬以降にSIMフリー版のOPPO A54 5Gが発売予定ということでご紹介です。元々価格自体はリーズナブルな端末ですが、SIMフリー版ではどう変わるのでしょうか?
◎SIMフリー端末を使うメリット
SIMフリー端末を使用すれば、携帯電話キャリアを限定することなく利用することが可能です。例えば、ドコモ契約のSIMカードでもソフトバンク契約のSIMカードでも、SIMフリー端末に差し込めば各キャリアを通した通信をすぐに行う事ができます。
また、日本国内だけでなく、海外で契約したSIMカードを差し込んで使用することもできるので、旅行先でも便利に使う事ができます。
一応注意点としては、スマホによって携帯会社が提供している回線に対応していないことがあります。これはスマホによって対応している周波数帯があらかじめ決まっていることから起こります。
この場合、電話がスムーズに行えなくなったり、場所によって電波がつながらなくなることがあります。
しかしながら、SIMフリー端末を長年使っている私の体験談としては、今のところそのような事象は起きておりません。心配な方は、端末を購入する前に各キャリアの動作確認端末を事前に確認するといいでしょう。
◎OPPO A54 5Gのスペック
(画像=OPPO)
OPPO A54 5Gのスペックについての解説です。SIMフリー版もスペックは基本変わりません。
サイズと質量 | 縦: 約162.9mm 横: 約74.7mm 厚さ: 約8.4mm 質量: 約190g |
||||
メモリ | 4GB RAM +64GB ROM RAMタイプ: LPDDR4X @ 2133 MHz 2 x 16 bits ROM タイプ: UFS 2.1 @1lane 外部メモリ: 対応 USB バージョン: USB 2.0 USB OTG: 対応 |
||||
ディスプレイ | サイズ: 約6.5インチ 画面占有率: 90.5% 解像度: 2400 x 1080 (FHD+) リフレッシュレート: 最大90Hz タッチサンプリングレート: 最大180Hz 色域: DCI-P3 100% ピクセル密度: 405 PPI コントラスト比: 1500:1 輝度: デフォルトの通常時: 480 nits 最大輝度: 550 nits パネルタイプ: TFT-LCD |
||||
カメラ | アウトカメラ [メイン]約4800万画素 (F/1.7絞り値) [超広角]約800万画素(F/2.2絞り値) 画角119° [マクロ]約200万画素(F/2.4絞り値) [モノクロ]約200万画素(F/2.4絞り値) インカメラ 約1600万画素(F/2.0絞り値) 撮影モード アウトカメラ: 写真、動画、夜景、エキスパート、パノラマ、ポートレート、タイムラプス、 スローモーション、テキストスキャナー、Google Lens インカメラ: 写真、動画、パノラマ、ポートレート、夜景、タイムラプス、ステッカー 画像サイズ アウトカメラ: 最大サイズ: 6000 x 8000 (約4800万画素) インカメラ: 最大サイズ: 3468 x 4624 (約1600万画素) |
||||
ビデオ | アウトカメラ 1080P/720P (30fps) 対応: EIS、ビデオズーム、スローモーション インカメラ 1080P/720P (30fps) |
||||
CPU&GPU | Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G スピード: 最大2.0GHz コア: 8コア GPU: Adreno™ 619 |
||||
バッテリ | 5,000mAh 充電 Qualcomm®Quick Charge™2.0(18W)(9V/2A) USB Power Delivery2.0(18W)(9V/2A) |
||||
生体認証 | 側面指紋認証/顔認証 | ||||
センサー | 磁気センサー 近接センサー 光センサー 加速度センサー ジャイロセンサー ステップカウント機能対応 |
||||
ネットワーク | SIMカードスロット:トリプルスロットSIM1(nanoSIM) + SIM2(nanoSIM) + microSD SIMカードタイプ: nanoSIM ※au、UQモバイル版は、シングルSIMスロット(nanoSIM+microSD)となります。 5G NR: n3/n28/n77/n78 FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28 TD-LTE: Bands 38/39/40/41/42 WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900MHz |
||||
通信方式 | WLAN: Wi-Fi 5 (802.11ac), 802.11a/b/g/n/ Wi-Fi 2.4G/5.1G/5.8G Wi-Fiディスプレイ、Wi-Fiテザリング Bluetooth®: BT2.1 + EDR, BT5.1, TWS+ Bluetooth® オーディオコーデック: SBC, AAC, APTX HD, LDAC USBポート: Type-C™ イヤホンジャック: 3.5 mm NFC: 対応 |
||||
OS | ColorOS 11 based on Android™ 11 | ||||
位置情報 | GNSS: GPS / Beidou / GLONASS / GALILEO / QZSS その他: Wi-Fi測位、ネットワークベースのモバイル測位、および電子コンパス マップ: 対応 |
||||
同梱物 | 本体×1 SIM取出し用ピンx1 安全ガイド×1 クイックガイド×1 保護フィルム(貼付済み)×1 保護ケース×1 |
★サイズ
(画像=OPPO)
サイズは縦162.9mm、横74.7mm、厚さ8.4mmとなっています。
手の小さい方にとっては少し大きめのサイズかなと感じました。持った大きさの感覚としては「iPhone 12 Pro Max」に近いかもしれません。
★重さ
重さは約190gとなっていますので、スマホとしては漫画本1冊分ぐらいの重さです。平均的なスマホの重さとしては少しだけ重いですが、気にならないレベルだと思います。
★メモリ
メモリは、RAM4GB、ROM64GBです。
沢山保存した写真や動画はSDカードを使用することで端末のデータを移行することが可能ですが、アプリ等の場合はそうもいかないです。
特に処理の重いゲームや容量の大きいアプリを使うなど、SDカードやパソコンにデータ移行できないものは、基本的に端末側の容量(RAM)を使用せざるを得ないです。
特に近年の最新アプリは性能が素晴らしいものが多い分、使用する容量が大きめである事が多いので、64GBだとヘビーユーザにとっては少し物足りない感じがします。
しかしながら、普段スマホの最低限の機能か、また少しそれを上回るぐらいしか使わないユーザにとってはそこまで問題にならないかと思います。
★ディスプレイ
ディスプレイは6.5インチで、解像度は2400×1080のフルHD+です。
6.5インチディスプレイは縦長のディスプレイですのでWEBサイトの閲覧を行う際にも情報量を多く表示することが可能です。
★カメラ
続いてカメラの仕様については以下のようになります。
- アウトカメラ
<メイン>
約4800万画素(F1.7絞り値)
<超広角>
約800万画素(F2.2絞り値)画角119°
<マクロ>
約200万画素(F2.4絞り値)
<モノクロ>
- インカメラ
約1600万画素(F値2.0絞り値)
画素数は多いと細かくきれいな写真がを撮る事が出来るといわれることがありますが、例えば少し暗い場所だと全体的に写真そのものがさらに暗くなってしまったり、ノイズが残ってしまうことがあります。(もともと明るい場所でしか写真を撮らないという方にとっては問題ないです。)
暗い場所で写真を撮るときには、基本的にシャッタースピード(絞り)で明るさを調整できない場合「ISO感度」によって機械的に写真そのものの明るさをデジタルで調整することになるので、明るくなる一方ノイズが残ってしまうのです。これがひどいと塗り絵のような写真になってしまいます…。
「OPPO A54 5G」の場合、それぞれの画素数に対してのF値が一般的に明るく映るだろうといわれているF2.8以下となっていますので、「ISO感度」を上げずにノイズのないきれいな写真を暗い場所でも撮影することが可能となります。※ズームを行った場合F値が変わることがあります。
誕生日のお祝いケーキを取る場面や花火大会など、暗い場所での大事なイベントでも活躍できそうです。
★バッテリ
バッテリは5000mAhとなっており、これは廉価端末としても優秀な数字です。
しかしながら、バッテリとスマホを使用できる電池切れまでの時間はユーザの使い方によって変わりますので、ここでは数字のみの解説とさせていただきます。
★CPU
CPUは、「 Qualcomm® Snapdragon™ 480 5G」を使用しています。
こちらは、ローエンドモデルに投入される型番になるので、600番台、700番台、800番台には残念ながらかないません…。
しかしながら、こちらもユーザの使用用途によっては快適に使う事が出来ます。例えばSNSやブラウジングに関しては快適に使う事が出来ます。もともと処理が重いゲームなどをプレイされたりしないのならば何ら問題ないかと思います。
もし心配であれば、家電量販店などで実際に使用してみるのもいいでしょう。
★5G対応
5Gに対応している端末になるので、3台キャリアが用意している格安プランで5Gを使用することも基本的に可能となっています。
◎OPPO A54 5Gの価格比較
(画像=OPPO)
「OPPO A54 5G」の端末価格は2万円程度なので、SIMフリー版は少し端末だけ見ると価格は高い印象です。
ただ、こちらはSIMロックをしている端末の価格になります。
もし、キャリアの契約が不必要である場合、(すでに契約しているキャリアで使い続けたいなど)SIMロック解除後、速攻でキャリアを解約して分割だけ払うという手もなくはないのですが、契約の問題等も含めてめんどくさいので、簡単におすすめはできないです…
今回新登場するSIMフリー版は価格が31,800円という情報が出ていますが、必要のないキャリアの月々の契約料金を含めて考えると、トータルでかなり安上がりになると考えます。
◎まとめ
いかがでしょうか?
これまでau版しかアナウンスされていなかったOPPO A54 5GがSIMフリー版で登場するのは嬉しいですね。
SIMフリー端末を用意しておけば、キャリアを移動した時にも、SIMを差し替えるだけで簡単に通信ができる端末として使うことが可能になるのでとても便利です!
では、本日の内容はここまでとします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
価格:1,110円 |